フェロープロト床版は、上端主筋と下端主筋をラチス材で溶接した鉄筋トラスを吊材を介して150mmピッチで4本亜鉛メッキ鋼板に溶接した製品です。
フェロープロト床版は、連結筋や配力筋等を設置しコンクリートを打設することで得られる鉄筋コンクリート床版です。

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鉄筋トラスを使用していますので、配筋の乱れがなくかぶりが適確であり、高い精度の床配筋が得られます。

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解体撤去の必要がなく、費用が削減されるとともに仕上げ工事に早くとりかかれます。工場生産のため型枠・鉄筋等の現場作業が不要であり、現場作業員の削減とともに工期も短縮されます。解体撤去の必要がないため、産業廃棄物は発生せず、あわせて騒音等の環境問題に充分貢献できます。

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鉄筋トラスのピッチは150㎜と200㎜を用意しました（150㎜をフェロープロト床版、200㎜をフェローエコ床版）。設計条件に対し適材適所に選択でき、経済設計を可能にします。

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合成床版ではありませんので、支持スパンや積載荷重に対する制限はなく耐火構造となります。

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下端配力筋を設けない一方向配筋の設計を標準としますが、辺長比や積載荷重の条件等によっては、下端配力筋を配置した二方向設計も可能です。

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下端主筋の梁への定着は無しとして施工可能です。

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スラブ厚120㎜以上に適用します。